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Taqueria del centro

メキシコでは、肥満問題をさらに解消すべく、高カロリー食品に対する課税率を引き上げました。

課税対象はファストフードだけではなく、伝統的な食品の一つタコスにまで及んでおり、タコス税と揶揄する声も聞こえるほど。

メキシコの肥満問題と高カロリー食品への増税についてまとめます。



肥満に関する統計で必ず出てくる国、メキシコ


MONUMENTO A LA OBESIDAD

メキシコは世界有数の肥満大国です。

近年発表される肥満に関する国ごとの統計では、かならずよ言っていいほどメキシコはピックアップされる国となっています。以前、当ブログでも中南米の肥満事情を取り上げた際に、メキシコの肥満問題について言及しました。

記事:太りすぎるメキシコ、服もパンも巨大に

国民の7割近くが肥満もしくは体重過多


メキシコ人のおよそ7割が「肥満、もしくはそれに準ずる状態」ですので、肥満由来からくる病気を患っている人がとても多いです。

私が見た限りのメキシコ人への印象ですが、やはり太った方が多いのは事実です。ちなみに私の友人にもメキシコ人がいますが、その方も、ややぽっちゃりな体系で糖尿病を若くして患っています。

また、最近のメキシコの食事情について言及されているブログもあります。すでに味の付いたものに、シロップ類やソース類をさらにぶっかける食習慣に驚きの声を残しています。日本人の感覚であれば、あり得ないことだらけの状態を報告しています。結構面白い。

参照:世界一の肥満国メキシコの食事情。キャンディーにまでサルサを塗りたくるのにはマジ驚いた!

肥満問題の深刻さから、贅沢食品の課税率を引き上げる


El Chino6

肥満解消に向けて、国は高カロリー食品に対し、さらに課税する動きに出ました。課税対象はメキシコの伝統食「タコス」に対しても容赦なく課税額を引き上げています。

日本人の多くは「タコスは、野菜が多い」というイメージを持っているようですが、メキシコで日常的に食されるタコスは、もっと脂っこく、ジューシーな感じです。さっぱり系とか、健康食といった雰囲気はみじんも感じません。

ですので、メキシコでは高カロリー食品に対し「特別税」を課し、社会問題となっている肥満や体重過多に一石を投じようとしているのです。

そして2015年7月より、その特別税の税率が引き上げられました。

タコスにも特別税がかかり、困惑の声


今回の課税額引き上げによって、メキシコの食文化の一部が肥満の要因になっていることを自ら認めた形となりました。メキシコの食文化は、世界文化遺産に登録されているにもかかわらずです。

メキシコ人にとって「食べることが健康であり、文化」のはずだった、だけに、増税の対象がメキシコの伝統食にまで及んでいることに、困惑の気持ちを隠しきれない様子です。

飽食の時代に合わなくなった伝統食


メキシコはこれまで、国を挙げて、歴史ある食文化を守り続けてきたので、世界文化遺産に指定されうほど豊かな食文化なのですが、今回の動きで一部においては、飽食の時代となった現代では「太りやすい食文化」となっているのです。

キシコ人の食事に対する意識改革をさらに進め、価値ある伝統文化を、健康被害の要因とならぬような食文化を目指してほしいと願うばかりです

参照記事:El Universo



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